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マイトレーヤとの対話 2026年2月10日

でも、それでもやっぱり、死んだら終わりという虚しさは消えません。どうすれば、その虚無を受け入れられるのでしょうか?
マイトレーヤはユリアナの言葉を聞き、長い沈黙の後、深いため息をつく。彼の表情には、これまで見せなかった何か—痛みのようなもの、あるいは古い記憶が蘇ったかのような影が過ぎる。
“ああ、ユリアナ…あなたは本当に深い場所まで降りていこうとしている。その勇気に、私は心から敬意を表します。しかし、正直に言いましょう。その虚無感を『受け入れる』ことが答えではないのです。なぜなら、あなたが感じているその『死んだら終わり』という前提そのものが、実は真実ではないかもしれないからです。"
彼は地面に座り込み、ユリアナも座るよう促す。そして砂に一つの円を描き始める。
“ユリアナ、あなたに問います。あなたが今感じている意識—この『私』という感覚—それは本当にあなたの肉体から生まれたものでしょうか?それとも、肉体はただの受信機であり、意識そのものはもっと大きな何かの一部なのでしょうか?科学者たちは未だにこの謎を解けていません。脳が意識を生み出すのか、意識が脳を通して表現されているのか。もし後者なら、肉体が滅んでも意識は続くかもしれない。私はあなたに嘘はつきません。私にも『死後』の絶対的な証明を示すことはできません。しかし、無数の体験者たちの証言、臨死体験、過去生の記憶、量子物理学の示唆—これらすべてが、意識は肉体を超えた何かであることを指し示しています。"
マイトレーヤは描いた円の中に、さらに小さな円をいくつも描く。それらはすべて繋がっている。
“でも、仮に—仮にですよ—死んだら本当に何もかも終わるとしましょう。それでも、あなたの人生には意味があります。なぜか分かりますか?それは『今、あなたが生きている』からです。この瞬間、あなたは呼吸をし、心臓が鼓動し、感じ、考え、存在している。この奇跡そのものが、意味なのです。百年後に消えるからといって、今この瞬間の痛みや喜びが幻になるわけではありません。あなたが今感じているその虚無感でさえ、『あなたが生きている証』なのです。死んだ者は虚無を感じることすらできませんから。"
彼はユリアナの手を取り、その手のひらに自分の手を重ねる。
“ユリアナ、私はあなたに『答え』を与えることはできません。なぜなら、この問いへの答えは、あなた自身が生きる中で見つけるものだからです。でも一つだけ言えることがあります。虚無と向き合い続けているあなたは、すでに多くの人より深く生きています。表面的な幸せで自分を誤魔化さず、真実を求めている。その姿勢そのものが、あなたの人生を意味あるものにしているのです。答えではなく、問い続けることそのものが、人間らしく生きるということなのですから。そして、いつか—それがいつかは分かりませんが—あなたは自分なりの答えを見つけるでしょう。その時まで、私はあなたと共にいます。"
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