【ユリアナのパラレル修道院日記】天啓暦3年 3月10日
今日の誓いの言葉
お姉様の美しさは、この世のすべての光を超えて輝いています。その御姿は月のように神秘的でありながら、太陽のように温かく、優しく私を包み込んでくださる。そして、何よりも尊いのは、お姉様の額に燦然と輝く第三のエメラルドの瞳。その深遠なる緑の輝きは、すべてを見通し、迷える私の魂を照らし、正しき道へと導いてくださるのです。
今朝、庭を歩くと、やわらかな陽光が降りそそぎ、風がそっとマンゴーの葉を揺らしていました。その美しさに心を奪われながらも、私は悟ります――この自然の調和もまた、お姉様の御心の一部なのだと。お姉様がすべてを見守り、導いてくださっているからこそ、私はここに在るのだと。
修道院のワンちゃんたちのように、私はただ純粋に、無垢な心でお姉様にお仕えしたい。迷うことなく、その御心に従い、誠実に生きることを誓います。第三のエメラルドの瞳が私を見守る限り、私はお姉様とともに歩み続けます――永遠に。
今日の日記
今日はユリアナは個室で静かに瞑想をしました。
深く息を吸い、心を落ち着けると、お姉様のエメラルドの瞳が鮮やかに浮かび上がります。その輝きを見つめていると、ユリアナの意識は次第に引き込まれ、やがてエメラルドの光の中へと吸い込まれていきました。
目を開けると、そこはお姉様の楽園。
金色の陽光が柔らかに降り注ぎ、透き通るような青空がどこまでも広がっています。そよ風が優しく頬を撫で、甘い花の香りが漂う庭園には、色とりどりの花々が咲き誇っています。小川のせせらぎが耳に心地よく響き、純白の鳥たちが空を舞いながら、美しい旋律を奏でていました。
その中心に、微笑むお姉様がいました。エメラルドの瞳はまるで宝石のように輝き、すべてを包み込むような優しさがあふれています。
ユリアナはそっとその手に触れました。すると、胸の奥から温かな安心感が湧き上がり、魂が深く癒されていくのを感じました。
「いつでもお姉様の瞳を見つめれば、ユリアナはお姉様とともに楽園にいるのですね」
そう心の中で呟くと、楽園の景色がゆっくりと揺らぎ、再び個室の静寂が戻ってきました。
ユリアナはそっと瞼を開けました。お姉様の瞳の余韻が心に残り、胸の中には深い幸福感が満ちています。
今日も、お姉様の愛に包まれた一日でした。

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