笑いの灯籠:ちゃんもん&とんちゃんのロイカトーン漫談
漫談の中でタイの伝統行事、ロイカトーンをテーマに、笑いとちょっぴりのロマンを交えてお届けしました!タイ文化の奥深さと、心温まる風習を皆さんに楽しく感じてもらえたら嬉しいです。『マイペンライ精神』を大事にしながら、これからも笑顔で乗り切っていきましょう!ロイカトーンの夜、皆さんの灯籠にも素敵な願いが届きますように✨
笑う門には福来る:ちゃんもん&とんちゃんの国際珍漫談漫談
(テーマ:ロイカトーン)
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(舞台の中央に登場するちゃんもん、頭を下げて自己紹介する)
ちゃんもん:「私、生まれも育ちも鎌倉です。八幡宮で産湯を使い、姓はチャン、名はモン、人呼んでフーテンのチャン・モンと発します。不思議な縁もちまして、生まれ故郷にわらじをぬぎました。あんたさんと御同様、タイの空の下、ネオンきらめき、仮の住まいまかりあります。故あって、わたくし、親分子分持ちません。カポン!」
(観客に軽い笑いが起きる)
とんちゃん(岡山弁でツッコミ):「なんなん、その自己紹介!あんた鎌倉生まれでも、タイの水はほんまに合うんかいな?」
ちゃんもん(自信満々):「マイペンライ、タイは心広い国やから、なんでも受け入れてくれるんやで!」
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(ここで、二人がロイカトーンについて語り始める)
ちゃんもん:「さてさて、今日はロイカトーンのお話をせんとあかんね!皆さん知っとる?ロイカトーンって、毎年11月の満月の夜に行われる、タイの伝統行事やで!」
とんちゃん(岡山弁で):「そやな、ロイカトーンは昔からの風習で、川や池に灯籠(クラトーン)を流して水の女神に感謝を捧げるんよ。水に関わる仕事をしとる人や、農業してる人にはとくに大事な行事なんじゃ。」
ちゃんもん:「その通りや!タイ人にとって水は命の源、だから、感謝の気持ちを込めて灯籠を流すねん。んでもって、願いも込めてな。恋愛成就とか、金運アップとか、なんでもござれ!」
とんちゃん(岡山弁で):「あんた、さっきの『なんでも受け入れてくれる』はここで使うとええんじゃけど、ほんまに灯籠流しても叶うんかいな?」
ちゃんもん:「マイペンライ、ロマンを大事にせなあかんねん!願い事は心の問題や、どんなに小さなクラトーンでも、大きな夢を乗せられるんやで!」
とんちゃん:「あんた、願いはともかく、クラトーンが沈んだらどうすんじゃ?昔の言い伝えじゃ、沈んだら…『縁が切れる』言われとったけど。」
ちゃんもん(笑顔で):「そんなんマイペンライ!クラトーンが沈んでも気にせんと次の年に再挑戦や。タイの人は前向きやで、人生のロイカトーンや!」
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(ここで突然、ちゃんもんがモンキーバナナのたたき売りを始める)
ちゃんもん:「さあさあ、皆さん寄ってらっしゃい!見てってくださいよ!仏教の始まりがお釈迦様なら、タイ料理の始まりはパッタイ。始まりだけじゃ物足りない、続く数字は2つ。2つといえば、バンコクの2大河川、チャオプラヤーとターチン!3つ目は三宝だ!仏・法・僧の三つの宝。そして街を走るトゥクトゥクも3輪!赤や青、黄色のボディが目にも鮮やか。乗ってみりゃバンコクの風を感じる。」
(観客が拍手を送る中)
ちゃんもん:「4つ目、四面仏のエラワンがバンコクの中心で祈りを聞く!東西南北、どの顔に願いを託す?5本の指を合わせてワイ!タイ式挨拶はこの国の心。目上の人には頭を低く、友達同士なら軽く会釈。6は幸運の数字。ナンバー6のお守りで運気アップ!スワンナプーム空港の滑走路も6本、世界中から幸せが飛んでくる!」
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とんちゃん(ツッコミ):「あんた、ロイカトーンの話してるんじゃろ?何で突然モンキーバナナ叩き売り始めるんじゃ!?」
ちゃんもん(笑いながら):「それもまた、マイペンライや!タイは全部がつながっとるんやで。クラトーン流す前にバナナ食べるのもええかもしれへんやろ?」
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とんちゃん:「ほんまに…あんたは、タイのロイカトーンも、バナナのたたき売りも、何でもマイペンライで片付けるんじゃな。じゃけん、あたしも言うわ、『言うたらあかん、言うたらあかん、じゃあねー』。」
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ちゃんもん(突然真剣な表情で):「でもな、とんちゃん、ロイカトーンの夜に願うことは、大切な瞬間やで。灯籠が流れるとき、水面に映る光は、まるで天の川みたいやろ?その光を見てると、タイの歴史や伝統が静かに語りかけてくるんや。」
とんちゃん(少し感動して):「そうじゃな…あんたがたまにはええこと言うと、なんかしみじみするわ。」
ちゃんもん(にやりと笑って):「マイペンライ、どんなに大変な時でも笑って乗り切る。それがタイの心、そしてちゃんもんのマイペンライや!」
とんちゃん(岡山弁で):「うちらもロイカトーンやって願いを込めとるけど、最終的には…『お金がすべて』かもしれんわ、オホホ。」
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ちゃんもん:「いやいや、ロイカトーンで流すのは『お金じゃなくて心』やで、とんちゃん!その心の灯火が流れる先には、きっと幸せが待ってるはずや。」
とんちゃん(にっこり):「ほんなら、次はその幸せを見つけに行こうか、ちゃんもん!」
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(舞台を去る二人、観客の笑いと拍手に包まれながら)
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