九月の雨とマイペンライの奇跡

2024年9月3日

ちゃんもん&とんちゃんの国際珍漫談漫談 九月の雨とマイペンライの奇跡

Tensui
Tensui

タイも日本も今日から9月ですね。タイではスコールの激しい雨が降っていますが、ふと日本の懐かしい大谷広美さんの「セプテンバーレイン」の曲を思い出しました。そこで今日のお笑いは「9月の雨」と、いつもお世話になっているセブンのデリバリーの人を思い浮かべながら始めてみました。

 

(舞台に出てくる二人。ちゃんもんが、太田裕美の「セプテンバー・レイン」を口ずさみながら登場する。)

ちゃんもん:
♪九月の雨はやさしくて〜 ふたりの恋を包むのさ〜♪

ひと~つ、人の世の生き血をすすり、
ふたつ、不埒な悪行三昧、
み~つ、醜い浮世の鬼を、
退治てくれよう、もんもんもんちゃん!

(観客が笑いながら拍手する。)

とんちゃん:
もんちゃん、何それ?突然やけん、びっくりするわ!今日は漫才じゃけぇ、もっとやさしく始めんといけんでよ。

ちゃんもん:
いやいや、雨が降ってるけど、マイペンライ!この雨も笑いに変えてしまおうってね。

とんちゃん:
そんなんで笑いを取れるかいな。雨が降るたびにセブンのデリバリーの人がびしょ濡れになっとるんじゃけん。ちょっと気の毒じゃわ。

ちゃんもん:
うんうん、そうだよね。でも、そんな時こそマイペンライ!「あ~りが~とさ~ん コプンケロケロ」って言えば、全部うまくいくのさ!

とんちゃん:
なんじゃその「コプンケロケロ」って!なんかカエルみたいじゃんか。ほんまにもんちゃん、あんたはマイペンライの天才じゃわ。

ちゃんもん:
あんたバカね、オホホ コンバーちゃいまい!

(とんちゃんは驚きながら、ちょっと悔しそうに見せる。)

とんちゃん:
あんたは日本人じゃろ?でもその言い方、タイの人もびっくりするわ。ほんまに!それに、岡山弁が混ざっとるじゃけん、もっと変な感じになるがな!

ちゃんもん:
この肉球が目に入らぬか、ももちゃん、ゆきみちゃん、こらしめてやりなさい!

とんちゃん:
もう、なんなんそれ!またわけのわからんことを…あ、でも、それでちょっと元気出るわな。「2番の窓口でお薬どーぞ!」

ちゃんもん:
เชิญรับยาช่อง2 ค่ะ(ครับ)!(チューン・ラップ・ヤー・チョン・ソーン・カ!)

(観客が大笑いする。)

とんちゃん:
やれやれ、ちゃんもん、雨もセブンのデリバリーの人も全部マイペンライにするんかいな。でも、そういうところがあんたのええとこかもしれんね。

ちゃんもん:
おお、ありがとう!ホーホケキョ、法華経、ホーホケキョ、南無妙法蓮華経!

とんちゃん:
(微笑みながら)おいおい、それ唱えるんはええけど、今日の雨で全然意味が変わってくるんじゃけぇ。

ちゃんもん:
てんどん、かつどん、おやこどん、どんべーもあるでよ!

とんちゃん:
ほんまにもんちゃん、食べ物の話しとる場合かいな!でも、そんなあんたの無茶苦茶なところ、私は好きやで。雨でも何でもマイペンライにする、そのポジティブさがな!

ちゃんもん:
そうだろ?元気があれば何でもタンブン!

とんちゃん:
あはは、それや!ほんなら、ちゃんもん、今日は笑いで雨雲も吹き飛ばしてしまおうや!

ちゃんもん:
カラバオ飲んで元気一万発ですの、プージンヤイってなんですのん、大きなおばちゃんかもにゃ

とんちゃん:
ほんなら、皆さんもカラバオ飲んで、元気にいこうや!

ちゃんもん&とんちゃん:
ありがとう!また会いましょう!

(二人で手を振りながら、舞台を降りる。)

(観客が大きな拍手と笑い声を送る。)

Tensui
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